上野博士とハチが生きた時代に思いを馳せて
ハチ公生誕100年を記念して作られたコーヒーが届きました。
このコーヒー、コンセプトが面白いんです。ハチの飼い主だった上野博士が生きた時代にフォーカスし、当時の味の再現を試みているんです。
奇しくも上野博士が青春を謳歌していた頃の日本は、コーヒーの輸入が本格的に始まった時期。未知の味を求める人々が、吸い寄せられるように喫茶店に入っていったといいます。
当時モカコーヒーは伝統的な最高級品として扱われており、このコーヒーはエチオピア・グジ・メカドゥ地域のスペシャルティコーヒーで、その時代のコーヒーを再現。ナチュラル精製という手法で仕上がった豆には、完熟コーヒーチェリーの甘さがしっかりと乗っています。
飲む前に香るアロマには深入りらしい香ばしさを感じ、口に含むとなめらかな舌触りと甘い香りが相まって、ダークチョコレートのような味わいを感じさせます。冷めるほど甘さが強く感じられますよ。
ハチと上野博士が生きた時代のコーヒーの焙煎度を再現しつつ、豆の甘さを消さないようなバランスで深煎りに仕上げました。
ドリップすると立ち昇る湯気の向こうに、ハチの上野博士の姿が見えるようです。みなさんも上野博士とハチが生きた時代に思いを馳せてみませんか。
この商品は、売上の一部がハチの犬種「秋田犬」の保存・保護のために寄付されます。